2014年02月24日

ニュースレターの余談

ニュースレターが印刷から上がってきました。今週から配布を始めます。
今回、表紙のみが私の文で、中はほぼ生徒さんや保護者の方による体験記です。今年もさまざま受験ドラマがありまして、みんなの文を読むだけで思いだして泣ける…んですけど、他の人には頑張りましたねぇって感じの感想になりそうです。勉強の仕方については、参考になる部分が多くあります。どちらかというと、勉強だけにがむしゃらに何年間も続けたという子供たちではなく、趣味やいろいろなイベント、スポーツも楽しみながら、短期間は試練にぶつかっていったというスタイルを取っている子たちの意見はどういうものか、ぜひお読みください。

さて、そこにも少しだけ書いたのですが、入試は終わってからが勝負だと思います。
中学受験は、ただ6年間の学習環境を選ぶためだけにありますし、
高校受験も、3年の環境、ついでにここを受からないと義務教育でないので高次の勉強ができない、ということ、
大学受験は、そこで「何をしたか」そしてその後「それをどう活かすか」が勝負どころで、「学歴アドバンテージ」で一生楽して生きていこうっていうのは、これからの時代は厳しいんじゃないかな、と思うわけです。とはいえ、私自身も思うことですが、勉強まっただ中には予想だにしなかったその勉強の活用法が後々に出てきたりするので、「無駄な勉強とは何か」と言われると、それも困ってしまいますが。
とにかく、変なストレスがなくなると、自由な自分の考えがのびのびと出てきて、そこが知能を押し上げていくのは確かです。

ある女の子ですが、実は、小学校時代は障害が疑われるほど、文章や文字認識・理解が遅く、説明も繰り返ししても分からないことが多い状態でした。中学受験の時も、国語がネックでどこにも受からないのではないか、そんな危機感さえ漂っていました。ありとあらゆる策を講じたのですが、どれも対して功を奏していない感覚でした。そして、現在。とある私立中学に通いだして1年がたちました。先日古典文法が分からないんだよというので、少し指南することにしたのですが…ものすごく理解力が上がっていました。抽象的なルールを自分なりに理解し、それを応用させていく、そしてその速度も速い!まさに、一を聞いて十を知る状態。さらに自分の不注意や問題点も理解して「めんどうくさいけど、ここでこういう風に書く練習をしておくと、テストの時も大丈夫なの」と自らハードルを上げて学ぶ。す、すごい!なんど文章を読んでも、よく分からなくて、ぼやーっとして答えも要領を得なかったのがウソのようです。数か月前から、その向学心や理解力の上がり具合には驚かされていましたが、ここまで知能も上がっているとは。何が良かったのか、ひょっとしたら家庭での会話が増えたのかもしれませんし、読書量がものすごく増えていることも関係しているかもしれませんし、別の単元の勉強にハマって、知能が上がったのかもしれません。でも、間違いなく、くどくどとしている読んでまとめる、考えるの練習も役に立っているようです。彼女は、もう、自分で何かを見つけ出した時、その学習に障害はないようです。必ず伸びる時期は来ますし、その時にどんな風に伸びてほしいのかが、子どもの学習への取り組ませ方に影響します。

こうした実感とは別に、大学受験を終えた生徒さんたちから、書くということがいかにその先の学習を支えるか、よい案内文を数通いただいています。これはまた次の号にでも載せさせてもらおうと思います。
posted by るみ先生 at 19:46| Comment(0) | 塾長のつぶやき

2014年02月11日

ひさびさの予想ズバリ的中

何を隠そう(隠していませんが)、私は元大手塾の看板講師(これを自称するのは、恥ずかしい。でも、教室宣伝プロフィールには堂々と書いています)、模試作成や予想問題など、割といい率で当ててくるのですが…
今年、受験生対応でやりました〜っ!
一人は高槻中の入試問題で対策で用いた文章が出たとのこと。
ただ、これは別の学校に似た傾向文の入試問題を解かせていた中でのことだから、よくあることで気にしなかったのです。
ところが、その後の高校入試合格報告。西大和高校入試で、ドンピシャリで私の予想した論説文が出たとのこと。

これは嬉しい!やったー!
なぜなら、その生徒さんは、古典・小説はなんとか理解力を上げ、高得点を取れるようになったのですが、どうしても出題されるレベルの評論文の理解と点数が追い付かず。点数だけでも、と思ったのですが、テクニックだけではギリギリライン。
そこで、入試一週間前、週に3度の授業を行い、予想問題として理解力の底上げのために過去の出題傾向からひたすら似たレベルの評論文の読み込みと書き出しをしていたのです。その時取り上げ3つの文章のうち一つがそのまま出題されたらしい。
彼は数学と英語で稼ぎ出して、国語はそんなにできなくていい、なんてうそぶいていたのですが
「数学が激ムズで国語ができなかったらやばかった」とのこと。
まじめに頑張って、よかったねぇ…(本当にエンジンがかかったのは、一週間ほどに見えたけど)
「これは予想問題よ! 出るかもしれないからね!」と
メインは要約や概要を整理して書き出す練習ばかりで、ベースの読み込める力をつけさせることを主眼に置いていたのですが、
彼は「この問題だったら、漢字はこれが出そう」とか細かい文章の読み直しを直前までしていたらしい。


11月くらいから突然受験対応に切り替えた少年で、かなり心配でしたが、とにかく合格できてよかった。
普段、受験について否定的な意見を持っている私ですが、どうしても直前対策はテクニックと予想立てに力が入ってしまう。(それが実力を鍛えるわけではないと分かっていても)
国語は出題文に知っているものがでて、それがまた理解をきちんと果たしたものだと、本当に安心できますから、できるだけあててあげたいと問題選出をするのですが、少ない予想から的中させることはさすがに珍しい。評論に絞ったからできたことでもあり、どこの学校でも誰にでもできるわけではないんですが、

とにかくめでたしめでたし。
そして、調子に乗って勉強しなくならないよう、今から入学式までも勉強ですよ! N君!

さらに、同業他社の皆様、やはり読み込み練習(ただし、講師側から解説するのではなく、自力で読み込めるように促すのみの役目)が一番効果的ですよ。
posted by るみ先生 at 01:08| Comment(0) | 塾長のつぶやき