2018年02月07日

まずは、主語!

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読解にしても、記述にしても、なんかずれているなぁ、という感じ、でも本人には何が違うのか、そもそも正解のイメージが湧かないから、叱られても反復しても、全然伸びてこない、
そんなこと、あります。

原因は一人一人違うのですが、質問の仕方をちょっと変えると、具体的に思考することができるようになります。
「〜なのは、なぜ?」ではなく
「〜になったのは、だれ(何)が何をしたからなの?」と言う風に。

ここで大切なのは、主語です。
やたら本を早く読んでいるけど、一向に国語の成績が上がらない、あるいは文章の内容が分かるようになってこない場合、実は、動詞だけをピックアップして、知っている知識で本文とは別の話を組み立てていることが多いです。また、日本語は重複する主語は省略するので、自分の予想外の展開の場合、予想に近い形に主語を変えちゃうこともあります。幼児がよくする思い違いの、複雑になったバージョンとでもいいましょうか。

だから、どうしても分からない場合は、「太郎が何をしたから、花子はないたの?」とか「前の段落は何についての話だっけ?」と言うように、一部分を具体化していくと、どうにも分からないからは脱出できるようになります。

ここで大切なのは、このあとのフィードバック。いつまでも、具体的な質問の仕方をしてもらうわけにはいかないので
「どうやったら分かったのか」
「どこに視点を向けたら分かったのか」
「どこが分からなかったポイント(語句・概念)なのか」
を自分で確認させておきます。

学び方を見つけるだけで、勉強効率はぐっとあがりますよ。
posted by るみ先生 at 22:45| Comment(1) | 学習方法

2018年01月31日

国語ができない

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国語ができない、というお悩み、多いですね。
「読解力がない」「文章表現できない」ということは、ほとんどもうあきらめのようになっていて、塾や予備校、参考書や問題集では解決できないもののように思え、あきらめてしまっている人も多いようですね。
なんとなくできて、なんとなく伸びない教科。生まれつきの能力差に左右され教科。そう思われている様子。
でも、それは間違いです。
うちの塾生のほとんどが口コミだったり、兄弟、友達の紹介を受けていることで分かります。
先日入塾した女の子は、「国語なんてできるようにならない」と思い込んでいたのですが、当塾を紹介され、少し勉強しただけでも国語学習方法が少し見えたらしく、友達にも「できるようになるって!」と教えたのだそう。

国語はずばり積み重ね。
文学者になるためや、うつくしい文章を書くため、あるいはすぐれた視点を持った批評家になるには、やはり才能はいりますが、学習言語(ものごとを理解するための国語)としては、間違いなく積み重ね回数です。
考える回数、読む回数、話し説明する回数、書きまとめる回数。
これにより、読める語彙と使える語彙を増やし(言葉を知らないと、ものも考えられない)、論理や構成、きまりごとに慣れ、さらに自分で使えるようにし、そんな繰り返しでさまざまな理解ができるようになるのです。
年齢を経れば経るほど、この積み重ねをしている人としていない人の差が生まれ、少しずつその差をつめるのが難しくなります。

でも、大丈夫。良質の学習の積み重ねで、速度をあげて成長することが可能です。
一番良質なのは、テキスト(事象)を理解し、それをまとめていくこと。
できれば、本文を見ず、まるで自分の考えのように。

先日、自分の意見を言えるようにしてほしい、という注文がありましたが、それにはまずどんな意見があるのか、ありうるのか知らなければ無理です。考えの型を知ることとでもいいましょうか。
オリジナルは完全に無から生まれるわけではなく、先人の知恵や意見の上に生まれます。
つまり、意見を言う前に、いろいろな練習や知識が前提になるのですね。
そういうことを考えても、まずは知識の吸収、そして吸収の仕方を覚えることが大切。
吸収しているうちに、自分の表現も分かってきます。

学年に応じて、そのコツを説明していきますね。shutterstock_437994868.jpg
posted by るみ先生 at 22:34| Comment(0) | 学習方法

2017年08月15日

読書感想文課題図書

読書感想文の課題図書、今年の中学生対象の本が秀逸!
中学生は課題図書で書く生徒が少ないのもあって全作読み終えるのが今になってしまったけれど、どれも読み応え十分、面白さに長けていました。
特に「ホイッパーウィル川の伝説」は魂・死、という深い深いテーマでありながら、美しい映画のようなイメージで読み進められ、哀しくも温かな気持ちになりました。授業中なのにポロポロ泣いちゃいました…。ファンタジーでストーリーも面白く、意外と読みやすいので、読書不足の人でも読めるかもしれません。
「円周率の謎を追う」も単なる勉強を勧める本ではありませんでした。関孝和の「学ぶ楽しさ」に夢中になる気持ちが分かると、羨ましくなるかも。江戸時代の学問事情や好きなことと生活・人生のバランスなど、大人が読んでも学ぶことの多い作品。
「月はぼくらの宇宙港」もそこそこ読書をしていて宇宙に興味があるなら小学高学年でも楽しめます。専門的でありながら、夢溢れる科学読み物。この本は目次を見て興味が湧くところから読んでもいいと思います。
posted by るみ先生 at 10:30| Comment(0) | 日記